ちょっと今回は明るいニュースもあるような。。。。
気になったニュース:
シャープ 酸化物半導体を開発 より鮮明な有機ELに道 (産経Biz)
「モバイルディスプレイの根本を変革する」シャープがIGZO新技術を発表 (ITmedia)
次世代液晶技術として以前から注目されてきたIGZOが遂に日の目を見たというニュース。
ただし、記事を読むとわかるように、まだまだ量産コストが高い模様。
多分、相当歩留まりが悪いんでしょうねぇ。
昔、有機ELもソニーがテレビ実用化が早かったけど、大型化と量産コスト減に苦しみ
気づいたら、サムスンなどに追い抜かれていたという始末。
シャープですが、この技術、いろんな会社と共同してパテントで儲けるビジネスに
転じた方が良くないかなぁと思うのは自分だけでしょうか?
景気が悪くなって、シャープでリストラがあったりしたらソニーなどの二の舞。
だったら、元気なうちにライセンス供与して、早く実用化させて思いっきり
儲けた方が賢いんだけどなぁ。。。
(ITmediaより)
こうして比較すると、明らかにコントラストが違いますね。
技術的な課題も多いでしょうけど、頑張って欲しい気もします。
ルネサス、株主3社に追加出資要請へ 交渉難航も (日経)
ルネサス、支援を正式要請 (読売)
3社とは、ご存じ日立、NEC、三菱。
これが簡単に行くわけがないのは、そもそもこのルネサスは経営基盤を
揺るがす程問題だった半導体部門を分離した事業だから。
しかも、NECなどは自社が大赤字だから、支援なんてできる状況じゃない
(むしろ支援してもらいたいはず)。
好調の日立ですら、あまり積極的でない、らしい。
そりゃそうですよね。
特に少し前にエルピーダがあんな最期を迎えたのを見ただけに。
そう、国が全く支援してくれない、ということがわかったので、それだけに
出資するのも難しいのだと思います。
いいなぁ、クルマは。
エコカー減税復活などでまた息を吹き返して。
電機、半導体業界は政界、官公庁とのつながりがクルマより弱いってことかなぁ。
では。