たかが高校野球。なぜ勝負を避ける?(明徳義塾 敬遠)・・・その3
第94回全国高等学校野球選手権大会 開催要項
全国47都道府県の49代表校(北海道は南北、東京都は東西の各代表校)を集めて行う。
さて、ここで問題です。
甲子園で優勝するまでに、何試合必要になるでしょうか?
答え、49-1=48試合。
つまり、48の学校・チームが負けるというものなのです。
トーナメント戦だから。
高校野球は1回負ければ終わり。
だから勝たないといけない、というのはよく聞く意見。
でもね、ほとんどの場合はどこかで負けるんですよ。
それだったら、力を出して、勝負して負けた方がいいんじゃないかと思うのです。
確かに、状況によっては敬遠や敬遠気味の四球というのも必要でしょう。
でもね、昔、明徳義塾が松井秀喜に、ストライクを投げずに勝って、それでも
優勝できなかったという事実。
甲子園に出てまで、勝負しないで何の意味があるのだろうか?
で、明徳義塾という野球名門校というところは、地方大会で4番とほとんど
勝負を避けないと甲子園に行けないほど、情けない実力なのかと。
そんなレベルで甲子園に行ってどうしたいのかと。
甲子園に行きたい理由にプロを目指すという選手がいると前回書きました。
もしそうなら、そういう選手は勝負しないで意味があるのでしょうか?
プロのスカウトの注目を受けたいなら勝負すべきでしょう?
となると、この試合は「甲子園に行くこと」自体が目的化してしまっている。
で、プロはどうか。
プロはトーナメント戦じゃないから1つ負けてしてもいいと勘違いしている人がいます。
プロの方が実は勝敗に厳しい。
プロのチームは勝たないと意味がない。
球団運営にお金が掛かっているから。
選手(投手)は勝ち負けの数が査定に影響する、つまり給料に影響する。
つまりプロの方がシビアなのです。
高校野球はアマチュア。
だから、4番を全打席敬遠したり、5打席四球を出したりして勝つという作戦の意味が
わからない。
それも、甲子園に行くという目的のためだけ?
甲子園でも明徳義塾が同じような作戦を取ったら、もう高校野球の矛盾を
彼らが証明することになるでしょう。
そうならないことを祈りたい。
真剣勝負して、勝って泣き、負けて泣くこと。
真剣にやってこそ、そこに感動がある。
それを無くしたら、高校野球は高校野球ではなく、プロ野球(勝ちを求める野球)に
なってしまいます。
ということが言いたかったのです。
補足:
ちなみに「たかが」と付けたのはアマチュアという意味です。
高校球児の皆様への悪意は全くありません。
高校野球そのものは好きですし、真剣にプレイしている若者は本当に素晴らしいです。
何でもない平凡なゴロをエラーしたり、悪送球したりするのも微笑ましく見ています。
だって、彼ら学生の本業は「学業」なのですから(本当は。)
たまに見られる超神業ファインプレイはプロにはない魅力です。
でも、純粋な高校生を利用して、名声を得たい(優勝したい)など思う監督、
売り上げを伸ばしたい新聞各社、利用するだけ利用しているそういった
大人達のことを思うと、「たかが」と言って少し冷めた目で見てやった方が
いいのではないかと思ったからです。
では。
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