「てにをは」が無いからなのね(中国語)
なんで中国人のしゃべる日本語ってちょっと違和感があるのかな?と
長年思ってきたことが解決。
中国語って助詞(てにをは)がないのですね。
最近、やっとまじめに中国語の超基礎を学びながら知りました。
自分の母語に無いものは、外国語をしゃべるときに抜けやすい、ということを
我々日本人も英語で冠詞のa, theなどで感じていること。
なので、中国の方にとって、日本語の「てにをは」ってどうでもいいのかも。
日本語って改めて中国語を介して見直すと便利な言語ですね。
だって、語順は気ににせずに、主語と目的語を変えられるから。
例)
私 欲しい iPhone5
私はiPhone5が欲しい (私が主語、iPhone5が目的語)
iPhone5を私は欲しい (私が主語、iPhone5が目的語)
ちょっと変な日本語だけど。普通ならiPhone5を私は買いたい、と言うだろうけど。
こういうのって、文法的には正しいけど、内容によっては不自然さが出るもの。
よく、英語でも文章は正しくても「英語ではそう表現しない」
というケースがよくあるのと同じ。
というふうに語順を変えてもok。
でも中国語の場合、英語と同じで「主語」+「動詞」+「目的語」と語順が決まっているらしい。
まあ、曖昧な助詞のお陰で、物事をぼやかして表現できるのが日本語の便利なところ。
同一民族(本当は違うけど)国家で以心伝心の世界では使いやすい言語なのですね。
外国語を学ぶと母語についても考える機会があって面白いなどとちょっと思います。
« Amazonでのやらせレビューは問題無し?(PLANEX) | トップページ | 耳が良くないと大変(中国語) »
「中国語」カテゴリの記事
- <お知らせ>ブログお引っ越し(2013.06.20)
- 美人過ぎる中国語講師 段文凝ブログ始める(中国語)(2013.05.11)
- 中国、規制強化か(co.jpアクセス不可)(2012.06.16)
- 日中・中日辞典のiPad版がいい感じ(2012.01.03)
- 乔布斯(中国語)(2011.11.01)