正しいことが何一つ無い。また騙された国民(関西電力・大飯原発稼働)
いつものように、「ああ、やっぱり嘘だったんですね」という思い。
関電「電力不足予測過大だった」 大飯3・4号機の3倍増 (京都民報web)
夏場の電力不足を強調し、大飯原発3、4号機(合わせて237万キロワット)の
再稼働を強行した関西電力。電力不足の根拠とした電力需給予測(5月発表)
と、今夏の実測データを比較すると、約700万キロワット(供給400万キロワット、
需要300万キロワット)、大飯原発2基の3倍もの電力が増えていたことが分かり
ました。
(中略)
供給の内容では、揚水発電が223万キロワット(予測)→448万キロワット(7月
6日)、他社・融通電力644万キロワット(予測)→742万キロ
ワット(4日)、水力
203万キロワット(予測)→285万キロワット(7月17日)と、合わせて405万キロ
ワット電力供給量が増えています。
電力需要では、2987万キロワット(予測)としていましたが、実際の最大需要
(4日)は2681万キロワットと、306万キロワットも下回っています。
また、関電側は需要予測データを「2010年並みの猛暑」と設定していますが、
今年の猛暑日(35度以上、6日まで)は13日間で、10年の14日間とほぼ同等の
「猛暑」となっています。
あら? 原発無くても増えている!?
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毎回書いていますので、もういい加減飽きるのですが、こういった詐欺まがい
かつ人命が脅かされるなどと恫喝まがいのことをやるのです。
過去に何度も何度もデータねつ造など不正の限りを尽くしてきた独占企業の
電力会社。
赤字、赤字と大騒ぎしているけど、内部留保はどうなの?
ちょっとの赤字でも問題ないはずなのに、廃棄(廃炉)にする方法、処理費用も
全くわからない、実現手段も無いのに後生にツケを廻して、現在利益が得られれば
okな体質。
今回も、あの福島原発に海水注水について「もったいない」と言ったのと同じ。
火力発電のコスト安努力(原材料輸入交渉)もせずに原発稼働で逃げると決め込み
そのための誘導資料を作り上げたということです。
福島原発の時も「ベント、ベント」と叫んでいたとか。
そう、放射性物質が住民に知らせないで放出してもいい
という無神経さ。
これだから、こういう人達に大切な自然環境、そして大切な命を預けられない。
だから、怖いのです。
では。
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