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2012年7月31日 (火)

原子力発電が怖いたった一つの簡単な理由(原発)

原子力発電が怖いたった一つの簡単な理由。
それは、「原発のエネルギーが巨大」だということ。

よく、電力会社などが「原発は効率が火力などより良い」「コストが安い」と言います。
つまり、それだけ「大きなエネルギーが取り出せる」と認めています。

では、それくらい大きなエネルギーを制御するために必要はエネルギーは?

そう、そんな巨大なエネルギーは「電気」つまり「原発などによる発電」での制御が必要

物理的、科学的に考えてみましょう。

小さなマッチの火を消すには小さな風(空冷)や水(水冷)といった少ないエネルギーで十分。
大火災なら消防水などの水(冷却し熱エネルギーを奪い、温度を低下させ火を消す)
制御(消火)が可能。

原発は「核反応」つまり「核分裂による熱暴走を利用した発電」です。
なので、温度を一定に保つための「制御棒」や「冷却水」が必要。

今回、福島の事故で証明したこと。
非常用電源という短時間で動かす動力(電力)が破綻すると、それを補助するための
電力(火力でも原子力でも構わない)、それも暴走した高熱を制御するための、冷却
エネルギーが必要になります。

つまり、
巨大エネルギー(=原発)を制御させるエネルギーも原発以上の発電エネルギー
でないといけない、

のではないかと。

十分安全設計されていると仮定しても、暴走したら、即時に巨大な電力制御により
冷却しないとダメなシステム。

実際、福島原発ではまだその核エネルギーが大きすぎて冷却できていないために
現場作業員が日夜努力している(=人力エネルギー)。

エネルギー効率、発電という点だけで見ると高いかもしれません。
トータルで見ると、安定稼働時は安全だけど、災害時に弱いインフラ、だとわかります。

これがたった一つの理由です。

エネルギーというものは打ち出の小槌ではないのです。

超伝導でも無い限り、ロスはあります(超伝導も厳密にはその冷却などでエネルギーを
沢山使います。)
それを制御する様々な部分が増えるほど、ロスが増え、効率が下がる。
効率80%の電源を2台、3台並べればロスは増える。

送電線が高電圧なのは、電線の抵抗ロスを減らすため電流より電圧を上げて
電力を送っているから。 (オームの法則から電力は電流の二乗に比例する)
そう、ロスという観点を電力会社は知っているはず。彼らはプロだから。

安全でないと困る、それが原発なのではないか、ふと思ったのです。
だから、絶対安全と言い張るのが電力会社なのではないかと。。。

追伸:
そう思うと、事故当初、東電が撤退指示したとか(真偽は不明)というのも
彼らからしてみれば「正しい判断」だったのかも。
それが倫理的、社会的に許されるかどうかは別にしても、「制御不能」だと
判断したのは正しい判断だったと今も証明しているわけですから・・・

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